2018年のしょっぱな放たれたホットなニュース
海外で絶大なる人気を誇る無修正アダルト動画サイト「PornHubによると、2017年にサイト内でトップトレンドとなった検索用語はなんと「porn for women(女性のためのポルノ)」その上、「そのキーワードの検索数は前年比1400%となった」と、驚愕の数字を叩き出した。その上、日本のアクセスは56%増と驚きの数字が。
みなさん思い出して欲しい。いままでのポルノって完全に男性向けで、
暴力的だったり、局部ばかり写した下品なものだったり、生々しくって情緒もへったくれもあったもんじゃない。あれらを好んで見る女性に覚えている限り、今ままで会ったことはない。
そして世の男性たちはあのポルノを見て、勉強し、実地体験に臨む。つまりAV的エンターテイメントセックスが世の一般女性にも応用されるわけ。
しかし、女からしてみると、
え?何がいいのこのポルノは?これは。。。。
羞恥心をくすぐられるという意味の、「恥ずかしくて見ていられない」という意味なんかじゃなくて、嫌悪感さえ覚えるほど下品で見てられないんだけど。。。という気分。
目を背けたくなる、まさにそんな感じ。
そしてそのAVで習得した潮を吹かせるための電気ドリルみたいな手の愛撫とか、いや、あれは愛撫とは呼ばない、手マンという言葉がぴったりです。
そして激しく腰を振れば喜ぶんだろと言わんばかりの痛いだけのピストン運動。
もちろん男性たちは女性を喜ばせるために汗をかいてくれているんだろうけど、はい、
ほんとうに声を大にして言いたい。AVによる女性の被害って甚大です。
そして更にびっくりするのは、女には性欲がないと思ってる男性がたまに存在するというところ。誘うのはいつも男からで、女はそれに答えるだけ。女の人は積極的にセックスなんてしたくないと思っている。
ちょっとまって。
男性が道すがらセクシーな女性に視線を奪われるように、女だって見てる。
チラチラ見てる。いい男がいれば振り返るし、凝視もします。
ビシッとスーツがキマッた仕事が出来そうなビジネスマンはそれだけで最高にセクシーで、そのまま唇を奪われることを想像するし、(クタクタの疲れたサラリーマンは却下)
肉体系職業の、引き締まった力強い腕、汗ばんで日に焼けた姿にも、その腕に抱かれることを想像して、心の中はグッと来てる。
少女漫画から飛び出てきたようなかわいい男の子のキュートなお尻から目を離せない人もいるはずだ。
「昼間の情事」を思い出して欲しい。
専業主婦の奥様と、荷物を届ける若い配達員の定番の物語。
『暑かったでしょう、麦茶でもいっぱいどうぞ』なんて玄関先のやりとりから始まって、暇な時間を持て余した艶っぽい奥様の誘惑に、戸惑いつつも拒否なんてできない、体力に満ち溢れた配達員の情事。
『奥さん、ちょっ、ちょっと、まずいですよ』なんて言いながら下半身は完全に言葉とは裏腹で、もう待ってなんていられない。嫌いじゃなけど退屈な、旦那不在の昼間のベッドでめくるめく繰り広げられる刺激的な白昼、そうあの定番のストーリー。
これが女的妄想。女的AV。ズッコンバッコンの局部じゃなくて、
ちゃんと刺激的な舞台装置がとっても大事。
世の男性の皆様、女にも性欲ってあるんですよ。そして男みたいに単純じゃないんです。おっぱいお尻だけじゃないんです、そして大きな声で言わないだけ。
そしてそんなやりとりは女同士でもタブーだったりもするし、少なくとも女子会なりなんなりで積極的に話したりはしない秘め事。
恋愛も、結婚も、家族のあり方も、性別も、仕事の仕方も、果ては墓場のスタイルまで色んな方面で多様化が進む昨今。女性の性に対する考え方も多様化が進んでることは肌で感じる日々。
それならもう、私たちは、
時代の流れに乗って、
ただただ
楽しむしかないはずだ。
そう、ポルノ界でも女性進出の波が来ている、消費される側としてという意味ではなく、消費する側として。